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腎不全の治療選択
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アクセス関連

 透析をするために必要な血管の総称をバスキュラーアクセスと言います。良い透析を行うためには良いバスキュラーアクセスが必要不可欠です。自施設ではバスキュラーアクセスの新規作成から、修復・維持管理に至るあらゆる治療を行っています。また、閉塞や感染といった緊急事態には可能な限り迅速に対応できるように心がけています。

 バスキュラーアクセスには以下の種類があります。

内シャント

【内シャント】

最も使用されている方法で、主に前腕の静脈と動脈をつなぎ合わせます。原則経過観察の為1泊入院としていますが、日帰りでもできる手術です。

動脈表在化

【動脈表在化】

二の腕の深いところにある動脈を皮ふの近くに持ち上げます。心臓の機能が悪い方はシャントが作れないのでこの方法を使います。2~7日間程度の入院が必要です。

人工血管

【人工血管】

自分の血管で内シャントが作れない時に選択します。主に腕に人工血管を移植手術します。2週間程度の入院が必要です。

留置カテーテル

【留置カテーテル】

頚や足の付け根の血管に管を入れます。緊急時に使用するものと長期使用できるものがあります。身体からカテーテルが出ているため、感染予防が大切です。

アクセストラブル

 透析をするための血管が狭くなったり、詰まったりした時には早急な治療が必要になります。

【経皮的シャント拡張術】

 血管造影をしながら狭くなった血管を風船で広げる手術

 

【血栓除去術】

 詰まった血管の中にある血の塊を取り除く手術

 

【シャントリペア】

 上記の治療をしてもシャントが使用できない状態の時、シャントを作り直す手術

 

シャント関連でお困りの際はアクセスセンターへご相談ください。くわしくはこちらをご覧ください。

 

腎代替療法

 

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