【ほっと@yabuki Vol.11号より抜粋】

　数年前から建て替えの話が出ていた本町矢吹クリニックについて、矢吹理事長からお話をお聞きしました。

 

―本町矢吹クリニック建て替えの経緯について教えてください

　西側道路（旅篭町八日町線）の拡幅計画に敷地がかかるため、病院を建て替えるか移転しなければなりませんでした。そこで、平成20年に嶋地区にクリニックを開設、平成25年に病棟を移転して新矢吹病院としました。そして本町の建物は建替えてクリニックとして存続させる決断をしました。今後は診療を継続しながら工事を行っていきます。

 

 

―現在の進捗状況を教えてください

　設計会社のヒアリングが終わり、こちらの要望を伝えました。設計図がほぼ出来上がり山形県に確認申請をしているところです。まもなく皆さんにも詳しい情報をお伝えできると思います。

 

 

―どんなクリニックになりますか？

　診療科や食事療法外来は今のまま継続する予定です。1階はオープンスペースにしますので、気軽に足を運んでいただきたいですね。会議室では講演会を開催して、市民の皆さんに健康情報を提供したいと考えています。向かいのまなび館（旧第一小学校）と調和した外観にして街に融合できるよう配慮しています。

 

 

―透析室はどうなりますか？

　現在の透析ベッド数は2フロア45床ですが、9床増えて54床になる予定です。駐車場は融雪設備を備え施設内もバリアフリーになるため、今より利用しやすくなると思います。ゆったり過ごせて、透析に来るのが楽しくなるようなクリニックを目指します。工事中は建物の移動や騒音などご迷惑をお掛けすることになりますが、ご了承いただきたいと思います。

 

 

―新クリニックのコンセプトを教えてください

　栄養相談室とリハビリテーション室の動線が良くなり、食事管理と運動療法をトータル的にサポートできるようになります。日常的な症状や慢性的な病気を最初に相談するクリニックとして規模の大きい医療機関とのつなぎ役を担っていきたいと考えています。

 

～今後の工事予定～

　平成29年6月　　既存建物補強工事

　平成30年5月頃　新クリニック建物完成

　平成31年4月頃　外構工事終了予定

　※外構工事終了後より道路各工事が開始

 

 

（新）本町矢吹クリニック外観イメージ